2022年、あまりに映画を見ておらず
今年のアカデミー賞の映画は全然見てなかった。
ある男も流浪の月もハケンアニメも母性も、ちょっと過っていたものの
まあねーっておざなりにしてた
安藤サクラさんのスピーチで、
私には子育てと仕事の両立は私にはできない、難しい、だって無理だもーんとありのまま話してるところ
あんなになんでもできるカメレオン俳優も自信をなくして、もう女優やめようかって情けないと言ってて
それでも旦那さんや子供や周りの家族でなんとか支えられていて
ある男は優秀作品賞を取っていて、
妻夫木さんの、作品にかける思いとか見て、私の日本映画が好きな気持ちをおざなりにしていることを思い出した。
毎年アカデミー賞が大好きで、あんなにいつもキラキラしてる女優俳優が集結して、みんなの掛け合いに、あ、あの人たち仲良いんだとウキウキしたり。
俳優や女優って一見お金持ちで華やかなイメージだけど、心からその役を演じて人の心を動かすというのは
自分を投げ打ってまで人の心を動かしたいという気持ちを
全力で役に込めていて。
妻子を失った父親の役なんて簡単ではない
一見セリフを読んでストーリーが進むような簡単にできている120分ほどの映画も
多くの人と時間と労力と、何より全員の熱量と想いが詰まっている。
これは大衆受けだ、うーんつまらなさそうと思って毛嫌いしていたものも含め
今年のアカデミー賞は特に体調というかメンタルが折れている状態で見ていたことから
すごく自分が情けなくなった
今落ちているのはしょうがないのだけれど、落ちている世界と前向きに明るく見る世界は、見え方が全然違うんだ
あぁ、もう無理かもしれないと思っていたけれど、やっぱり映画ってとっても救われる。
私も、私なりに頑張る